レカロシートを分解するなら

レカロシートを分解するならについて

レカロシートを分解する場合

レカロシートの分解を自分自身でするには、コツが必要で、使用していくうちにシートが古くなって、サイドサポートのウレタンが破損した時などに補修しないといけないので、レカロシートを分解しないといけないケースがあります。

ウレタンの修理や、シートをクリーニングするのは、レカロの専門店です。
一番安心できるのは、専門店に依頼することで、自分でレカロシートを分解してしまうとと、メーカーからの補償が受けられなくなる可能性があります。
どうしても自分でするのなら、自己責任で分解しなければなりません。

レカロシートを分解する方法については、まずは車からシートを外すことから始まります。
レカロ純正のシートレールだとベースフレームとシートレールが別々なので、前後にある4個のネジを外すことでシートを取ることができます。

シートレールからシートを外す時には、シートレールの左右に3個ずつ、合計6個あるネジで留まっているものを外します。
左右とも、前側に2個、後ろ側に1個のネジがついています。

リクライニングはずし方

リクライニングについては、三角形状のダイヤル部分がありますので、その中心をマイナスドライバーで取り外します。
次にダイヤルも外して、「RECARO」という文字があるプラスティック部を外します。
ただし、この部品にはツメが3個ついているので、裏側から押し出さないと取ることが不可能なので、気をつけないといけません。

最後に特殊なCリングを外せば、背もたれと座面とを分解することが可能ですが、この作業は左右両側で行わなければなりません。

レカロシートを分解してカバーを交換する方法

交換用するためのシートカバーというものも販売されているので、レカロシートを分解してカバーを交換する方法もあります。
品番によって分解方法は違うのですが、簡単にできる分解方法もあります。

まず、裏側にあるバックプレート、次に背面の裏側の下部に折ってクリップ留めされているパーツを外します。
その後は座面と背面の間から表皮を前側に出し、背面の左右に止まっている表皮を剥がすのです。

すると、背面の前部分から内側が開けますが、内側でも左右2個ずつのボルトがありますので、それも外します。
リリースレバーについては、レバーの部分はそのままで、稼動部のみ外します。

あとは左右の背面調整ダイヤル、背面の表皮、座席左右のプレートの左右4本ずつのネジを外しますが、各部にそれぞれツメがついていますので、うっかり折ってしまわないように注意を払わないといけません。

背面にあるシェルはダイヤル稼動部の芯から外して、向う脛サポートは上下に動せば外せます。
最後に保護プレートと座面の表皮を外したら完了です。

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